『樹海の洗礼』
2023/07/12
前回のあらすじ
ミコトとていけつあつは無事試練を突破し晴れてハイラガード公国民…冒険者となった。

ていけつあつ「こんなもんか…」

ミコト「だいぶここにも慣れてきたわね」

ミコト「そろそろ上へ行きましょ!もうカタツムリやネズミにも飽きちゃった」

ていけつあつ「飽きたのかよ!?…まあ俺もとっとと解呪して、お前とおさらばしたいしな」
とりあえずこれだけレベルがあれば森マイマイや針ネズミならまあまあ勝てるし
ひっかきモグラやクローラーだとミコトがキュア連打しながら時間を稼いで逃走できる。
まあどいつが相手でも生きて帰れるかは病毒の呪言が決まるか次第なんだけどね!!
2F - 危険な獣と出会った樹海の広間

ミコト「くんくん…これ、鹿の匂い?」

ていけつあつ「お貴族様でも分かるんだな。ま、あいつらのフンくっせえもんな」

ミコト「本当に品のない男ね。昔、鹿狩りへ同行した時に覚えたの。
狩りって楽しいのよ?
痕跡を探し、獲物を見つけ、追い詰めて罠に嵌める、そして弱った首を討ち取って、ステーキにして食べる。
貴族生活で一番楽しい時間だったわ」

ていけつあつ「お前貴族じゃないだろ」

ていけつあつ「お出ましか」

ミコト「毒吹きアゲハ、よね。図鑑で見たよりずいぶんと派手な色じゃない」
(スクショが遅れて確実なシーンは撮れなかったが毒吹きアゲハに毒が入った。なんだか背徳感)

ていけつあつ「いや毒持ちのくせに病毒効くのかよ!!」

ミコト「貴方の毒のほうが強かったんじゃない?」

ていけつあつ「はあ!?────」

ていけつあつ「ヴっ!!げほっげほっ!!ヴげええ!!」

ミコト「ぷっ…!あははははっ!」

ミコト(痛覚共有)「うぐっ」

ていけつあつ「はあ…はぁ…クソッたれ……」

ミコト「ぜえ……ぜえっ……」

ていけつあつ「……帰る」
他にもでっかいサボテンに出会った。 勿論逃げましたよ!!
街

ミコト「そういえばていけつあつ、貴方はなぜハイ・ラガード公国に来たの?
あたしと同じで樹海目当て?」

ていけつあつ「観光、なのにどっかのアホが俺をスリと勘違いして牢屋行きだよ」

ミコト「ふうん、あたしが出してあげなかったら今頃死んでたって訳?命の恩人であるあたしに感謝する事ね」

ていけつあつ「そうだな、牢屋の方がマシだって気づくべきだったぜ」
宿屋の女将「あたしのオススメは…んま!アンタたち!
喧嘩しちゃダメでしょ!」

ミコト「あら!そう易々と死んだりしないわよ」
酒場のマスター「ほう!嬢ちゃん随分と威勢がいいな!ま、好きにすりゃいいぜ」

ミコト「…」(むすっ)

ていけつあつ「なんだよウンコか?」

ミコト「酒場といいギルド長といい…あたしそんなに弱そうに見えるの?」
ギルド長「そう思われたくないのなら更に鍛える事だな。
訓練を怠らなければ周囲の目も自ずと変わってくるはずだ」

ミコト「……へえ、アドバイスありがとう」
ギルド長「フン」

ていけつあつ「良い情報もめぼしいクエストも無かったな」

ミコト「それじゃあ探索再開ね」

ミコト「カタナ?使った事ないわよ」

ていけつあつ「誰も使えねえからただの金券だな」

ていけつあつ「ホントに鹿だ」

ミコト「あたしたちが近づいても気にしてないわね。随分と図太いヤツね」

ていけつあつ「何でもいいよ、コイツの気が変わらない内に行こうぜ」

ていけつあつ「やべっ」

ていけつあつ「ちょ」

ていけつあつ「やめろ!!」

ミコト「ぎゃっ」

ミコト「──って夢を見たのよ!!どいて!!」

ていけつあつ「とっとと毒になってくれて良かったぜ…いやマジで」

ていけつあつ「まあ必死すぎて俺らも相手ボロボロだけどな、素材なんて取れねえくらいにボロボロだ」

ミコト「ふざけないでよ!」

ミコト「もう!なんで装備できないのよーっ!?せっかくここまで来たのに!」

ていけつあつ「そう癇癪すんなよお嬢様、人生なんてこういうモンd──だぁっ!」

ミコト「次の階に行ったら絶対良いものあるんだから!行くわよ!」
今回の成長
全滅 - 4回
ミコトは変わらず前衛で回復とたまに攻撃を行っている。装備はVITと防御最優先。
ていけつあつはこれまで通り病毒の呪言のレベル上げに専念。毒ダメージ自体はLv5でも十分だが付与率が信頼ならなくて… あと逃走役
途中までは脱兎のお守り×2に靴装備の完全逃げスタイル。
このあとクローラーから何とかドロップ(小さな鉄爪)をもぎ取り鉄の髪飾り(DEF+5、TP+5)を回収、ていけつあつに与えた。