『百獣の王 - 2』
2023/07/15
前回のあらすじ
ミコトとていけつあつはギルド『ベオウルフ』と再会した。

ミコト「この先にキマイラがいるのね」

ていけつあつ「…一匹にしては気配が多い気がするが」

ミコト「何匹居てもやることは変わらないわ」

ていけつあつ「だな、それに俺らはあいつの手の内分かってるし」

ていけつあつ「…いるな、雑魚だが複数」

ミコト「雑魚ならいいわ、どうとでもなるもの」

ていけつあつ「次呼ぶんだったらもっと真面目な奴にするんだな」
ていけつあつが投げた眠りの鈴で眠りこけるキマイラの手下たち。
空から降ってくる赤い蜥蜴を縫うように避けながらミコトとていけつあつはキマイラの前に躍り出た!

ミコト「誰に断ってあたしの道を塞いでいるのかしら、化け物?」
BOSS - キマイラ
第一階層のボス。虎と山羊と蛇が合体したような異形の怪物。周囲にFOE『獣王のシモベ』を召喚し戦闘に乱入させる。
攻撃力が高く拡散攻撃が多い上、毒ダメージがえげつない難敵だがドクカス二人旅では範囲攻撃が死んでいるので攻撃が痛い敵。
スキルのダメージは体感だと、
双連撃(ダメージが一番危険)>劫火(結構持っていかれる)>ATTACK(前者に比べればマシだが)>スネークパイル(影が薄かった)
ステータス(キマイラ) / HP1,400 / ATK22 / DEF22
耐性(キマイラ) / ◎ - 氷 / △ - ス、恐・呪・毒・眠・混・麻・盲、封じ / × - 死、石
技解説
・ミコト(ドクトル)の状態は基本巫術:皮硬化★+タージェ+ハードレザーアーマー+HPブーストLv1で記載
| キマイラ | ミコト | ていけつあつ |
|---|---|---|
| ATTACK
(敵単体に壊属性攻撃) 依存部位:- |
HP半分ちょっとまで | 瀕死 |
| そこそこ痛いがまぁ前衛職じゃないのでこのくらいだよね。 | ||
| 双連撃
(敵単体に2回の壊属性攻撃) 依存部位:腕 |
HP赤ゲージまで | 瀕死(後列補正) |
| ミコトでもHPフルじゃないと受けきれない危険なスキル。
この技に関してはていけつあつが狙われてくれた方が余裕が出来る。 |
||
| 劫火
(敵単体に拡散する炎属性攻撃) 依存部位:頭 |
HP赤ゲージ手前~赤ゲージ | - |
| ミコトのTECでも結構痛いが、前列狙いなのか後列のていけつあつは狙われなかった。 | ||
| スネークパイル
(敵単体に拡散する突属性攻撃+毒付与、毒ダメージ80~120) 依存部位:脚 |
14~15 | - |
|
毒に関しては宝箱から拾った毒蝶のリング(毒耐性↑↑↑)をミコトに着けて対策、その甲斐あってか一度も毒に掛からなかった。キマイラの攻撃では一番やさしめとはいっても毒完全耐性ではないので連発はしないで欲しい。
前列狙いなのか後列のていけつあつは狙われなかった。助かった~ |
||
参照:世界樹の迷宮2wiki
勝利条件はいたって単純、『お供が目覚めない内に病毒の呪言★を成功させる・付与した毒が7ターン持つ』こと。 二人の行動はこれまで通りの動き。
ミコトは自身に巫術:皮硬化を付与。
皮硬化を保ちながら巫術マスタリーLv5+ヒーリングLv1で回復、DEFENSE、フリーズオイルを付与してもらって攻撃。
やることが少ないがミコトにはていけつあつに出来ない盾役としての重要な役目がある。
フリーズオイル付きATTACKはこのくらい。毒ダメージと比べると微々たるものだがあるとないとでは結構違う。
ていけつあつは病毒の呪言。自分のTPが切れる、お供が目覚める、ミコトが死ぬ前に毒をキマイラへ付与する。
仕事が終わっても結構忙しい。ミコトにフリーズオイルを付与したり、メディカで回復してあげたり、本当にやることが無かったら拾った氷術の起動符を投げつける。
氷術の起動符のダメージはこれくらい。この二人は下手にATTACKしないで起動符投げまくる戦術の方がいいかも。
動画切り出しだが毒ダメージはこれくらい。乱数で300を超える時もあるので単純に考えれば最短5ターンでケリが付く。 病毒の呪言はすげえや!
ここまで削る+毒が持続すれば勝利は目前。
ドクカス二人旅、Lv14で古跡ノ樹海突破!病毒の呪言と巫術:皮硬化、あと回復とか!
全滅 - 1回
モタモタした結果
毒が切れる→お供に乱入されヒール(回復技)で形勢逆転されて最後の晩餐(すっぱい実)を食べるていけつあつ
ともかく病毒の呪言の可否で勝敗が決まる戦闘だった。
ステータスとスキル振り
スキルの大半が探索そのままで行けたのも嬉しいポイント。フォースは貯めてる暇がなかったので…
ミコト
| ミコト(ドクトルマグス) | ||
|---|---|---|
| HP・TPブーストLv1 | ||
| 余ったSPを振った。どちらも1ポイントくらい増えた。 | ||
| 巫術マスタリーLv5、ヒーリングLv1 | ||
| Lv14の状況だと回復量的にフルヒーリングと同じ。ミコトとていけつあつどちらも全快できる。 | ||
| 巫術:皮硬化Lv★ | ||
| この戦闘のキースキル。 このスキルのお陰で前衛でボスの攻撃を受けても生存できる。 | ||
| 巫術:祓化Lv1、逃走率UPLv★、伐採Lv1 | ||
| 未使用。
巫術:祓化はアタックオーラ打ち消しの為にと覚えてみたがそんな状況にしないので無用の長物に。 |
||
| 太古の巫道Lv★ | ||
| 未使用。 | ||
ていけつあつ
| ていけつあつ(カースメーカー) | ||
|---|---|---|
| TPブーストLv2 | ||
| 病毒の呪言の回数を増やすために習得。 | ||
| 病毒の呪言Lv★ | ||
| この戦闘のキースキル。
キマイラは毒耐性があるがそれを差し引いてもリターンが大きすぎる(威力、条件ドロップ)! これが無いとまともに戦えない。 |
||
| 逃走率UPLv★、採取Lv1 | ||
| 未使用。 | ||
| 黄幡の呪言Lv★ | ||
| 未使用。 |

ていけつあつ「はあ、やったか…」

ミコト「げほっげほ…はあ…ふ、ふふふ…!
勝ったのよ!あたしたちの勝ちよ!ああ、生きているって感じがするわ!」

ていけつあつ「お前この状況でよくそんな元気が残ってんな…」

ミコト「今喜ばないでいつ喜ぶのよ、ふふっ」

ていけつあつ「はあ…こいつは本当に、ん?」

ていけつあつ「…分かってんのかね、あの犬も」

ミコト「知らないわ。それでなんだけどていけつあつ、こんなもの見つけたんだけど…」
そう言ってミコトはキマイラの口から大きな剣を取り出す。その剣は刃こぼれが激しく何かの戦いでほとんど朽ちた棒と化し、ただ剣に刻まれた見たことのある竜の紋章だけが鈍く輝きを放っていた。

ていけつあつ「へえ、執念ってやつかね」

ミコト「キマイラの方は重たいから代わりにこっちを持っていきましょ」

ていけつあつ「その剣無かったらコレを運ぶつもりだったのかよ」

ミコト「そうよ、インパクトあるし。でも剣の方が墓標に相応しいでしょ」

ていけつあつ「…」

ミコト「約束通り帰ってきたわよ」

ていけつあつ「ほんと犬の鏡みたいなやつだよな、お前
…俺にはとても真似できねえよ」
クロガネ「……」

ミコト「ほら、仲間の凱旋なんだからシャキッとしなさいよ」
クロガネ「…!」
取り出されたのは陽光で煌めく刃こぼれした剣、それを見るなりクロガネの暗く濁りかけていた瞳が弱弱しく輝いた。
そしてミコトの手によりそれが自身の隣に置かれた事を見届け、クロガネは剣をいたわるように寄り添い静かに息をする。

ていけつあつ「冒険者の最後にしちゃ上出来だな」

ミコト「でしょ、帰って報告に──ん?」
立ち去ろうとしていたミコトは引っ掛かりを感じ立ち止まる、振り返るとクロガネが彼女の服の裾を咥えていた。

ていけつあつ「あばよ、フロースガル」

ミコト「じゃあね、クロガネ」
街 - 大公宮

ミコト「勿論、私達マザーハーロットに不可能はございません」
大臣「ほっほ、なんとも頼もしい限りじゃな。その働きを評し公国よりの報酬を提供しよう
とにかくよくやってくれた!」
大臣「ところで一つ、聞きたいのじゃが…
そなたらの目に『ベオウルフ』はどう映ったか聞かせてくれるかの」

ミコト「そうですね…私達と違って非常に興味深くて、知見があって」

ていけつあつ「どこまで行っても冒険者だった、だな」

ミコト「キマイラ退治の報酬は1500エン…」

ていけつあつ「…まあコイツと比べたらあんなの屁でもないけどな!!」
キマイラありがとう!そして…