『氷姫』
2024/04/25
前回のあらすじ
ミコトとていけつあつは行く手を阻むエスバットを撃退した。
前回の更新から早4ヶ月…HDIIIを完全クリアしたのでドクカス二人旅に戻ってきたよー!!
進行状況では第三階層のボスとの戦いだけどすぐに相手するのは完全に二人旅の行動を忘れ去った身では不可能なので適当に15階をウロウロして勘を取り戻してから探索を再開するよ!
気が済むまで戦ったので帰って夜まで宿屋で休憩!
六花氷樹海 - 15F

ていけつあつ「久々にここ来た気がするな…」

ミコト「もう忘れちゃったの?
貴方って口の割には抜けているわよね、歳?」

ていけつあつ「へいへい、オッサンが嫌なら不死身の化け物と一生遊んでな」

ミコト「すぐに不死身の怪物がいるって訳じゃないのね、どこに隠れているのかしら」

ていけつあつ「一匹二匹…不死身の化け物に会うにせよ面倒な道になるのは確かだな。
めんどくせぇ…」

ミコト「道を塞がれたら退かせばいい、あたし達なら出来るもの」

ていけつあつ「はいはい眠りの鈴、眠りの鈴…」

ミコト「ちょっと眠りの鈴持ってないの!?
どういう事!?」

ていけつあつ「知らねぇよ!嫌なら俺に荷物管理を任せんな!──うぐっ!コイツ!」

ミコト「お仕置きが嫌ならその口を改める事ね」
眠りの鈴を忘れるという凡ミスを犯したので街に帰っていっぱい買う。 これからもこの先もお世話になるのでボス戦以外では必ず持ち歩かないと…キマイラとか

ミコト「この鳥の視界どうなってるのよ!壁越しに気づくとか…」

ていけつあつ「目ン玉100個くらい付いてるんだろ」

ミコト「こっちに先への道があるのかもしれないわね、ほらお休みの時間よ?」

ていけつあつ「何だよ死体漁りか…歩いて損した」

ミコト「相変わらず悲観的な男ね」

ミコト「ほら見た事のない薬よ!アムリタの仲間かしら」

ていけつあつ「光ってるじゃん…絶対不味いだろ」

ていけつあつ「追われてるときに襲ってくるんじゃねぇ!!」
この広間そこら中にFOEが配置されているしエンカウント率もそこそこだから困る。

ていけつあつ「ドアの前に居座りやがった…」

ミコト「へぇ…」

ミコト「邪魔よ」

ていけつあつ「…猛スピードでこっち来てる奴いるけど」

ミコト「その前に片づければいいのよ、やるでしょ?」
FOE飛来する黒影…戦い方を忘れた状態で勝てるか心配だったけど何とかなっちゃった。 畏れよ→命ず、自ら滅せよで簡単に倒せるのを覚えててよかった…

ミコト「っもうこんなに近くに…!」

ていけつあつ「扉の中に駆け込め!!」

ミコト「入ってこないみたい、全く騒々しい連中だこと」

ていけつあつ「鳥には指も手も無いからな…にしてもこの場所、寒いったらありゃしねぇ」

ミコト「…ただ寒いって訳じゃなさそうね」
無事にボス前の抜け道を開通させたので帰還!
六花氷樹海 - 15F

ていけつあつ「…コイツら全滅させてから行くのかよ、しかも死体漁りのためって…」

ミコト「嫌なら帰っても良いのよ?
か弱い少女を一人でおいて自分は宿のベッドで怠惰を貪ればぁ?」

ていけつあつ「そうさせてもらいたいぜ本当に」

ミコト「ほら、あたしの言ったとおりでしょ?」

ていけつあつ「そりゃあんだけ分かりやすく草が踏まれて血まみれだったら何かあるのは明白だろ」

ミコト「中身は!……」

ていけつあつ「おやおや~?諸王の聖杯も探さないでお嬢様が探してたのは何の役にも立たない鉄の塊でちゅか~こんな物を探す暇があったら絶対先に進んだ方が良かったのによぉ~ん?」

ミコト「あら手が滑ったわ避けられるかしら」

ていけつあつ「ぐえっ!」
15階も綺麗に探索したので帰還してボス戦に備える。
雷属性弱点なのでショックオイルや雷術の起動符をいくつか買い込んでいざ出陣!
六花氷樹海 - 15F

ミコト「氷の張った真っ青で大きな泉、そこに沈んでる幾つもの錆びて朽ち果てた武具、全く綺麗な景色ですこと」

ていけつあつ「人間そっくりの氷像もあるなんてよっぽど金持ちの魔物なんだろうぜ…全くエスバットといい15階で何ギルド死んでんのやら」

ていけつあつ「…気づかれたみたいだぜ。
一面氷の戦場とか…スケート靴でも履いて戦うつもりか?」

ミコト「そのつもりだったけど…どんくさい貴方じゃ無理がありそうね」

ていけつあつ「あっそ、ついてこれなくて溺死しても助けねぇからな」
BOSS - スキュレー
第三階層のボス。金髪の女性の姿をした異形の怪物、その正体はエスバットの元ギルドメンバーの成れの果て。
これまでとは段違いのATK・DEFの持ち主かつスキル構成自体も多段攻撃や低命中高威力技、それらをぶち当てるための脚封じや睡眠と苛烈。
耐斬ミストがあると楽に戦えるのでドクカス二人旅では躊躇なく使う。そして彼女には封じやテラーが有効なので…
技解説
ミコト(ドクトル)の状態は基本巫術:皮硬化★+ロリカハマタ+硬骨の兜+破邪の手甲+HPブーストLv7で記載
ステータス(スキュレー) / HP3,100 / ATK55 / DEF60
耐性(スキュレー) / ◎ - 雷 / △ - 突、氷、ス 、呪・恐・毒・眠・混・麻・盲、封じ / × - 死、石
| スキュレー | ミコト | ていけつあつ |
|---|---|---|
| ATTACK
(敵単体に突属性攻撃) 依存部位:- |
109 | - |
| ミコトだとHPの1/4程度のダメージ。 | ||
| クライソウル
(敵全体ランダムに4~6回の斬属性攻撃) 依存部位:頭 |
41~50(耐斬ミスト)
73 |
61~96 |
| 威力が高く命中率も普通で同一対象にヒットするスキュレーの必殺技。序盤から連打してくるので耐斬ミストが欠かせない。
なくても動きを止めたり封じれば何とかなりそうではある。 |
||
| 子守唄
(敵全体に睡眠状態) 依存部位:頭 |
- | - |
| 這い寄る触手
(敵全体に脚封じ付与) 依存部位:脚 |
- | - |
| クライソウルや慈愛の抱擁の回避不能を目的としたスキル。
ミコトは罹りやすいので要注意だが、 ていけつあつはLUCが高いので余程のことが無い限りは気にしなくてOK |
||
| 慈愛の抱擁
(敵全体に壊属性攻撃、低命中高威力) 依存部位:腕 |
- | - |
| 六つの罪
(敵単体に混乱・麻痺・盲目付与) 依存部位:脚 |
- | - |
| どちらも未使用。どちらも使われると厄介極まりないのでそのほうが良いけれど。
ちなみに慈愛の抱擁はスキュレーの体力が50%以下になると1回だけ特殊な慈愛の抱擁(命中率は普通、威力は少~し控えめ)を使用するらしい。 |
||
参照:世界樹の迷宮2wiki
無対策状態でクライソウルが来ると壊滅するので1ターン目は二人とも準備。
ミコトは巫術:皮硬化で自分の身を守る。
ていけつあつは耐斬ミストでピンポイントにクライソウルを対策する。呪言はその後。
Lv61+耐斬ミスト込みならクライソウルも最大回数が単体を狙うとかじゃなければ耐えられる。
身を守る準備が出来たら畏れよ、我をでテラーを付与する。 体感スキュレーはテラーに弱い気がするのとATKの値が高いので自害命令も十分なリソースになるので。
失敗してもクライソウル連打とか慈愛の抱擁連打とかされなければ大丈夫。
今回はずっと這い寄る触手でミコトを封じて遊んでいたのでご機嫌なスキュレーだったのかも
状態異常が付与されていないと肝心の封じも付与できないのでエリアヒールでクライソウルの傷を癒しておく。 回復量は約231ポイントなので余程のことが無い限りはこれで立ち直れる。
そして二回目の畏れよ、我をでテラー付与! これ一手でスキュレーの行動を次ターンから(テラーが切れるまで)封じれるのでラッキー!
3ターン目に子守唄を使われてミコトが眠ってしまったが起きるまで放置で。
ていけつあつは気にせず命ず、自ら滅せよでスキュレーを拘束&攻撃!
自滅ダメージはこんな感じ。 ダメージはバラつきが大きく実機では86~101ダメージの間を行き来する感じだった。
6ターン目にミコトが起床すると同時にスキュレーのテラーも解除。
すぐにテラーにしてやりたいが耐斬ミストも巫術:皮硬化も効果時間切れなので再使用。
2ターンに渡る命ず、自ら滅せよで削ったダメージはこんな感じ。 意外と多いぞ! いつものミコトは脚封じ・睡眠でほとんど動けなかったので今ていけつあつしか頑張ってない!!
そんな隙だらけのドクカス相手にスキュレーが選んだ技は這い寄る触手だ!
またミコトお嬢様脚封じられてる…お気に入りの餌
基本的に這い寄る触手以外は先行できるので
ミコトには自力でテリアカαを使ってもらう。
ていけつあつは毎度おなじみ病毒の呪言で毒の付与を狙う! IIの時代には累積耐性とかないけど何となく連続使用を控えたくなって…
うむうむ
ずっとにょろにょろしてくるスキュレーと脚封じが通常みたいになってるミコト。
ていけつあつは歯牙にもかけないし…なんだこれ百合か?
みんな大好き毒ダメージはこんな感じ。 安心と信頼の病毒の呪言!
スキュレーは封じが有効なのでとりあえず巫剣:毒封脚斬で脚封じを狙ってみる。 ていけつあつはテリアカαで!
ダメージはこんな感じ、そして付与には失敗。 でもスキュレーの脚依存技一つしかないし封じるならスキルの大半を封じる頭かダメージ軽減の腕をオススメしたいところ。
戦局も安定してきた上に巫剣でそこまでダメージが入らなかったので、ていけつあつにも巫術:皮硬化を付与してさらなる安全確保。
ていけつあつ自身は腕封じ連携を狙って痺縛の呪言を使用してみたが効果なし。
更に珍しくていけつあつが眠った。 今回の戦いで彼がバステに罹るのはこれが最初で最後だったりする
すぐさまテリアカβで起床させるがスキュレーが選んだのは通常攻撃!
眠っている低DEFのていけつあつではなく起きている皮硬化済のミコト狙い…今回のスキュレーは慈愛の抱擁もクライソウルも少ないし変わってるな
巫術:皮硬化と耐斬ミストを掛け直しつついつものように這い寄る触手で脚を封じられつつ。 ほぼ常時脚封じ状態のミコト
そして二度目の畏れよ、我をも難なく付与成功! 後で図鑑見たらスキュレーはテラー△だったけど…ていけつあつ絶好調!
スキュレーの体力も半分(=強制的に慈愛の抱擁を使ってくるライン)近くになったのでここからはテラーが長続きする事を祈りながら巫剣:恐吸大斬や命ず、自ら滅せよで総攻撃開始!
巫剣:恐吸大斬のダメージは大体70~83(回復量35~42)ダメージ程度、レベルもっと上げてくればダメージリソースとしても回復技としても使えたかもしれない。
……それからスキュレーは5ターンずっとテラーのジャックポット状態に入ってしまい命ず、自ら滅せよでここまで悲惨な姿に。
無抵抗の相手にここまでするとか…エスバットが助走をつけて殴るレベル
瀕死ギリギリのところで正気に戻られてしまったので最後まで気を抜かないように準備を整えてからトドメを刺す。
ミコトは耐斬ミスト。
巫剣でも呪言でも後一発なので巫術:皮硬化は掛けなくてOK!ていけつあつが失敗した時の保険の側面が強い。
ていけつあつはこのまま毒ダメージで持って行けそうなので病毒の呪言でトドメを狙う!
勝ったね!
スキュレー流石に怒ったのか最後はクライソウル! でも毒ダメージで倒れるので無駄な抵抗だな…

ていけつあつ「オイちょっと待て」
ていけつあつーーーーッ!!!
『お前だけでも道連れにしてやる』とでも言わんばかりのクライソウル集中砲火でやり返されたていけつあつ
散々怯えさせて痛めつけたからな…当然の報いというか因果応報というか
行き場の無い恨み(クライソウル)をミコトにちょっとだけぶつけてからスキュレーを毒ダメージで撃破! どこかのイケメンみたいにテラーで暴れるのは良いが最後に死ぬのは真似しなくていい
ドクカス二人旅、Lv61でスキュレー撃破!彼らしい末路でしたね
スキュレーはテラーに弱い気がするので畏れよ主体で攻めたけどまさかこうなるとは…こっちは経験値独り占めしたミコト!
そして今回からやる気があったら行動ログを書き残すことにしたよ(ログはこちら)
改めて見返すとスキュレーが攻撃できたのは18ターン中4ターンだけ…スキュレー側からしてみたら理不尽極まりないな。
よく気が狂ってSwitch食べなかったね
全滅 - 0回
ステータスとスキル振り
戦法はドクは皮硬化維持+状態異常に合わせて巫剣とHP管理、カスメは耐斬ミストと畏れよ、我を+命ずでスキュレーを掌握する。最後はやり返されてましたが…
ミコト
| ミコト(ドクトルマグス) | ||
|---|---|---|
| HPブーストLv7、TPブーストLv5 | ||
| スキルも攻撃力も強いのでHPは出来るだけ高い方が安全。
今回は一定ターン毎にアイテムを使用する(攻撃できない)ターンがあるのでTPブーストもあった方が良い。 |
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| 巫術マスタリーLv★、ヒーリングLv4、エリアヒールLv2 | ||
|
巫術マスタリーが★なので回復量は万全。
今回はテラー主体なので回復スキルは出番が少なめ。 |
||
| 巫術:皮硬化Lv★ | ||
| この戦闘のキースキル。
スキュレーは攻撃が苛烈なのでこれなしだとクライソウルの当たり所次第では壊滅もあり得る。 |
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| 巫術:鬼力化LV★ | ||
| 不遇。 使用してもミコトが動けなくなることが多かったのでほとんど未使用。 | ||
| STRブースト、巫剣マスタリーLv5、巫剣:毒封脚斬Lv5、巫剣:恐吸大斬Lv2 | ||
| 使ってみたけど大したダメージでは無かったが、 恐吸大斬のHPドレイン効果は優秀なのでレベルを上げて火力にもしたい。期待。 | ||
| 巫剣:盲封頭斬Lv2、巫剣:睡攻大斬Lv2、巫剣:麻封腕斬Lv1 | ||
| 未使用。
スキュレーは封じに弱いので使う価値はあるが、 状態異常を付与する手間が掛かるので今回はテラー一択。 |
||
| 巫術:祓化Lv1、逃走率UPLV★、伐採Lv1 | ||
| 未使用。 | ||
| 太古の巫道Lv★ | ||
| 未使用。 | ||
ていけつあつ
| ていけつあつ(カースメーカー) | ||
|---|---|---|
| HPブーストLv1、TPブーストLv5、TECブーストLv5、博識Lv3 | ||
| 博識目当てなので出番なし。HPブーストはペイントレードの強化用の名残。
一応TPブーストなら補給の手間が掛からないのが狙いか。 |
||
| 畏れよ、我をLv★、命ず、自ら滅せよLv★ | ||
| この戦闘のキースキル。
体感スキュレーはテラーに弱い気がするので危険行動の妨害と攻撃を同時に狙えるとんでもないスキル。 人間にはテラー!いたぶりすぎ注意! |
||
| 病毒の呪言Lv★ | ||
| ダメージソースとして優秀。 攻撃の暇が無い時に毒を付与しておくと勝手に弱るので、 行動の速い巫剣で仕留めるなりテラーで上書きするなりご自由に。 | ||
| 痺縛の呪言Lv★、命ず、輩を喰らえLv1、幻惑の呪言Lv★、睡眠の呪言Lv★ | ||
| 未使用。
使うにしても今回は下手に封じ連携を狙うよりもテラーが有効なので今後に期待。 |
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| ペイントレードLv2、逃走率UPLv★、採取Lv1 | ||
| 未使用。 | ||
| 黄幡の呪言Lv★ | ||
| 未使用。 |
エスバットに守られた不死身の怪物、スキュレーは氷の湖に沈んだ。
だがスキュレーの置き土産は予想外の物で、ミコトの身体には"全身を強い力で引き裂かれたかのような赤い痕"が遺されている。
…それでも剣を杖にして立っていられたのは実際に自分が受けた傷では無いからか、まだ心火が燃えているからか。

ミコト「て、て……」
声を出すのでさえ全身に焼けた槍を突き刺されたような激痛が走るが、少女は歯を食いしばるだけで泣きもせず前を見つめた。
ミコトはスキュレーの亡骸の近くにあった土気色の骨ばった腕を引き揚げ、凍りかけの男の生死を確認するように胸に耳を当てた。
…そして自分よりも大きな男を背負って歩き出した。
既に感覚の無くなってきた足で階段を踏みこんで後ろを振り返ろうとして…やめた。
振り返ったところで見えるのは顔色の悪い同居人と雪と死体、そんな分かり切ったつまらない景色に最初から興味は無い。
ミコトは痛む肺から笑いを漏らしつつ、自分の中の炎を燃やしながらゆっくりと階段を上って行った。

ミコト「…この先には何が待ってるの」